順張り 逆張り
株を買うときは、順張りなのか、逆張りなのか、順張りで買うのと、
逆張りで買うのと、一体どちらがいいのでしょうか?
一般には、
「上げトレンドの株を買う」
「ボックス圏を破って、株価が上に上昇(ブレイクアウト)した
ときに買う」
といった順張りでの買いがいいという意見が強いと思います。
株には流れがありますから、確かに一時的には流れに従う順張りで
買う方が勝てるかもしれませんが、長い目で見て、勝てる可能性が
高いのは逆張りだと思います。
それではなぜ、逆張りの方が勝てるのでしょうか?
逆張りの方が「安く買える」からで、つまり「安く買える」という
ことは、売ったときの利益が大きくなりますら、順張りよりも
逆張りの方が有利なのです。
上げトレンドの銘柄を順張りで買って、大儲けすることはありますが、
株式投資を続けていくうえで、そんな銘柄に出会うことは稀です。
長く続けるほど、売買する回数が増えますから、逆張りで安く買う
スタイルの方が勝つ確率が高くなるのです。
しかし、逆張りをすれば勝てるというわけでもありません。
逆張りでも買ってはいけない銘柄があります。
逆張りは下げトレンドにある銘柄を買うことになりますが、下げて
いる理由がはっきりしている銘柄は買わない方がいいと思います。
例えば、不祥事を起こした会社の株で、株価が乱高下しますから
稼げる可能性もありますが、最悪の場合は上場廃止もありますから、
ゼロになる可能性もあるのです。
また3年、5年と連続で赤字の会社なども危険なのです。
「今期は黒字か?」というニュースで上がる可能性もあるのですが、
私のイメージでは、結局、今期も赤字という会社の方が多いように
思います。
ところが、「昨年までは黒字だったけれども、今期は赤字」という
株が値下がりした場合は買いますし、もちろん来期は黒字だろうと
予測できる場合ですが、そういう株は赤字決算の報道が忘れられる
頃から、株価を戻す可能性が高いからです。
「この銘柄は見送り、この銘柄は買い」という見極めができるように
なるには、やはり経験を積むしかないと思います。
私も上場廃止した銘柄を持っていたこともありますが、そういう失敗を
する中で「こんな株は買わない方がいいだろう」というのが感覚的に
分かってきます。
バブルの頃に株を買った人は、順張りで買った人がほとんどですから、
損をした人が多いのです。
また日経平均が15,000円、20,000円となる上昇相場がくれば、順張りで
参加する人が増えてきます。
みなさんは今のうちから株を買っておいて、その頃には売る側に
回りましょう。